こんにちは、nauyuです。 今日は、NFTについて語ろうと思います。
私が半年ほどNFTというものに関わって感じた面白さをお伝えします。
『NFTってなに?』という方や、『NFTを買う意味がわからない』という方にNFTの楽しさを知ってもらいたいと思って書いてみます。


今回の内容は、私個人が感じたものですので、異論は認めます。あくまで個人の感想だとご承知おき下さい。
NFTの概要
ここでは、もう本当に小難しいことはあまり書きません!
凄く簡単に書いておきます。
NFT(Non-Fungible Token)とは、「代替不可能なトークン」という意味をもつ言葉です。これまでのいくらでもコピーアンドペーストができるものではなく、世界に一つだけのデジタルデータというわけです。
ブロックチェーンという技術を用いており、全く同じものは作れません。ひとつひとつがオンリーワンです。
技術的にオンリーワンのものが作れるので、それを利用して様々な分野に活かそうと、色々と考えれらています。
ざっと挙げてみますと、アート、イラスト、写真、メタバースやゲーム上での土地や資産(アバターや武器などがわかりやすい)、保険証、会員証やアクセス権、証明書、契約書、現実世界の不動産、トレーディングカード、チケット、素材、などなど。
コピーできない技術を使うと、デジタルを用いたものならなんでも応用できそうですね。
これからもこのNFTの技術を用いた新しいものが生まれてきそうです。
今回は、そのNFTを使って、今どのような楽しみ方があるのかを書いていきたいです。
NFTの楽しさ ① 自分だけのもの
NFTの特性上、入手したものは唯一無二のものとなり、自分だけの所有物となります。例えば
(毎度毎度例に出すのがBŌSŌ TOKYOですみません汗)
こちらの絵。天神英貴さんというガンダムやマクロス、スターウォーズなどのプラモのボックスアートを描かれている有名な方が描いた絵なのですが、これが、自分だけのものになるんです。それが技術的に証明されている。(ブロックチェーン上で確認可能)これって凄くないですか?自分だけのものという特別感は、NFTならではのもの。
少し前までは『若者の没個性化』なんて言われていましたが、これからは個性が重要視されていく時代です。そのような世間の流れにNFTはぴったりのものではないかなと思います。
NFTの楽しさ ② PFPとして楽しむ
NFTの今の主な使われ方のひとつとして、SNSなどのPFP(プロフィール・ピクチャー)としての自らのアイデンティティを証明する為に使われています。
今の時代、PFPは各自の個性を主張する為のツールとなっています。SNSで発言している人のPFPを見るとその人がどんな好みか、どのようなスタンスなのか、というのが何となくわかると思います。しかしこれまでは、ネット上などからコピーしてきた絵などになるので、なんと無く趣味や趣向がわかる程度であったと思います。
自らのNFTをPFPとして使用することで、そこに情報が追加されます。例えばBAYC(そのうち書きます。BAYCとはなんぞ?みたいなの)の画像を使用している方はある程度以上のお金を持った人だろう、と予測ができたり、暴走東京をPFPにしている人はある程度以上の我慢強さを持っている(涙)方だろう、と予測ができたり。
何となくの人となりがこれまで以上にわかりやすくなっています。
また、SNS上で同じプロジェクトのPFPにしている方を見かけるとこれまで以上に親近感が湧いてきたり、とNFTはPFPに新たな価値を付与しているなと思うことが多くあります。



NFTの楽しさ ③ 投資としての側面
NFTとは切っても切り離せないのが投資・投機的な側面です。
多くのNFTは仮想通貨や法定通貨を使用して売り買いすることができます。上で書いたような特性の為、各NFTにはそれぞれに価値が生まれています。
凄く単純に、人気や期待のあるものは高くなり、そうでなければ安くなります。ある種の指標のようなものにもなるかと思います。
自分の持っているNFTの価値が上がって高くなれば嬉しい、下がれば悲しい。 ひとつの指標ではありますが、ここがNFTを面白くしている要素だと私は考えています。
さて、価値が上がるとか下がるとか言ってますけど、どれくらいの価値が出るのか、ってご存知ですかね?
NFTに興味を持った方がここを読んでくれていると思うので、言わずとも知っていらっしゃる方が多いかと思いますが、NFTの金額的な価値は、約1000円程から2,500万円程(もっと高いものや安いものもあり)です。

そう、NFTは大変様々な要素によって付加価値が付いていき、とんでもない金額で売り買いされるものもあります。上で書いたBAYCは発売当初は日本円で2万円くらいだったそうです。それが今では一番安くても(一番安い価格帯のことをフロアプライス、フロア価格といいます)、1,600万円!
これほどのお金が動くものですから、投資家が入っています。そして価格が形成され、ひとつの経済となっているんです。
その経済の中に自分のNFTがいる。
持っているだけで価値がある。もし売ればもちろん稼ぎになる(逆もあり)、が、これは売れない。などの葛藤が始まります。
人によっては安く買って高く売る、そうやって身銭を稼いでいる人もいます。(身銭というには大きい額の場合も)
そういった資産としてのNFTを自分の手でダイレクトに売り買いができるのも、NFTの楽しさだと思います。
因みに、NFTの売り買いは有名なものだとOpenSea、Phantomなど、いくつかあるのですが、どこの取引所でも売り買いするには通貨さえあればものの5分とかかりません。



NFTの楽しさ ④ ユーティリティを楽しむ
今現在のNFT事情になるのかも知れませんが、各プロジェクトでNFTを販売しているわけですが、各プロジェクトごとに独自のユーティリティーが付与されることがあります。
そのユーティリティは今まさにNFTの黎明期といった感じでそれぞれオリジナリティがとても高く、面白いです。

ちょっと思いつく限り羅列してみますね。
- NFT所有者(以下NFTホルダーまたはホルダー)は次に出るコレクションを無料で入手できる(エアドロップまたはエアドロ)
- 次に出るコレクションを優先的に安く買うことができる
- プロジェクト(以下PJ)が運営する限定コミュニティに参加できる
- プロジェクト主催のイベントに無料で参加できる
- 有名クラブに無料で入場できる
- 購入したNFTの商用利用が可能
などなど、所有していることで得られるものが沢山あります。これらを楽しむのもNFTならではだと思います。
NFTの楽しさ ⑤コミュニティ
NFT界隈独自の文化として、各PJごとに形成されるコミュニティがあります。
これはひとつの趣味趣向の元に大勢の人間が集まってくるので、とても楽しいと私はいつも感じています。
同じ趣味の人同士なので話が合うんですよね。一緒に盛り上がったり、楽しんだりしています。
Discordを使って毎日やりとりしたり、イベントやオフ会で話したり飲んだり、中には一緒にゲームをしたり服やトレカを作ったり。
これがコミュニティごとに独自の世界観となっていて、面白いです。



NFTの楽しみ方 ①から⑤全てを同時進行で全力で楽しめる!
これです! ここまでちまちま書いてきましたが、今のNFT、これなんです!
全ての要素を同時進行で楽しめます!!
それぞれの要素が一つだけ良くてもダメなんです。
投資の面だけで考えていても面白くない。Web3でお金増やしたいだけなら単純に仮想通貨の取引で儲ければ良いですし、そこにNFTを絡める必要はありません。
逆にただ単に、絵がかっこいい、絵が可愛い、だけでは人やお金は集まらない。お金をかけているのだから、何かしらの見返りは必要です。
そこでユーティリティです。これが入ることでNFTに価値が出てくる。心理的なものだけでなく、物理的に価値が出てくる。
価値が上がると単純に嬉しい。場合によっては売り買いで儲けることもできる。そこでの需要も出てくる。需要が出てくると人が集まる。
そしてコミュニティ。趣味の近い人たちが、集まってなんやかんやと盛り上がる。この一体感。その為のイベントだったりオフ会。
価格の上下にみんなで一喜一憂してみたり、各々自慢のPFPを見せ合って楽しんだり、そしてその絵はそれぞれのアイデンティティとなっている。
これら全てを同時に楽しむことができるのが、NFTなんです。
面白くないですか? 今まで、趣味は趣味、投資は投資、人との繋がりはまた別の世界で活動してきた気がします。
もっと極端なことを言ってしまうと、一言で片付けられちゃうかも知れません。
全力で楽しく稼ぐ
これがNFTの真髄なのではないかと。
かっこよかったり、可愛かったり、綺麗だったり、これらを使って全力でみんなで集まって、イベントして楽しい。そして稼げる。
今までの趣味って、楽しんだら楽しんだだけお金が減ってくんですけど、今の現状ギリ増えてるw なので継続して楽しむことができている。
こんなアレもこれもが詰め込まれたびっくり箱みたいなものは今までなかったなぁ。
この歳になって、こんなに楽しいことにのめり込めるとは思わなかった。
未来を感じる世界
それが、この半年ほどNFTと関わって感じた面白さでした。
そして、このNFTの技術や利用方法は、今後更に進化していくと思われます。
この界隈は日本ではまだまだ黎明期。 人もまだまだ全然少ない。
13,000人。これ、なんの人数だと思いますか?
今現在日本でNFTを売り買いしている人の推定人数です。 たったのこれだけです。
東京ドーム(収容人数55,000人)に全員集まっても席がスカスカです。
そんな市場でありながら、大手が続々と参入しています。
これって凄くないですかね? 黎明期黎明期って言ってますけど、今後本当に大きな規模の業界になっていくかも知れません。
そうなる前にいっちょ噛んでおくのも良いのではないかな? と思います。
今後のNFT業界に期待です。




それでは、長々とありがとうございました!!!